ドラッグストアチェーンの大手企業マツモトキヨシが人気スマホゲーム『Pokemon GO』とのスポンサー契約を2021年12月をもって終了することが発表されました。
最近では10月にセブンイレブンが公式スポンサーを降り、それに続くかたちとなりましたが、なぜマツキヨはポケモンGOとの契約を終了したのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
今回はマツキヨがポケモンGOから撤退した理由や世間の反応について紹介します。
マツキヨがポケモンGOから撤退?
2021年12月20日にマツモトキヨシの公式HPにて『Pokemon GO』とのコラボレーション終了のお知らせが掲載されました。
マツキヨは2019年06月11日から『Pokemon GO』とのスポンサー契約を開始していましたので、今回の2021年12月末の契約終了で約2年半にも及んだスポンサー契約からの役目を終えることになりました。
この発表に対し、ポケモンGOファンに衝撃を与えたものの、数々の惜しみない声や感謝の気持ちが送られています。
ちなみに、マツキヨは系列店のどらっぐぱぱす、くすりのラブ、しめのドラッグ、ダルマ、みどり薬品を含め全国各地に約1,700店舗があるため、単純に約1,700箇所のジムやポケストップがなくなることになります。
マツキヨのポケモンGO徹底理由はなぜ?
マツキヨはポケモンGOからなぜ撤退する事になったのか?その理由について考察します。
莫大なスポンサー料金
一番の理由は莫大なスポンサー料金によるものではないかと考察します。
ポケモンGOのスポンサー料は一説には、スポットへの訪問者1人につき0.15ドルと噂れています。
ただし0.15ドルというのは目安で、ある程度の幅はあるそうなのですが、仮に0.15ドルとして現在の為替で換算すると、
0.15ドル=約17円
マツキヨの店舗は系列店も含め全国に約1,700店舗ありますので、単純に1店舗に1日あたり10人がスポット訪問したとして17,000人。
17,000人の利用に対し17円が発生するとなると、1日あたり289,000円をスポンサー料としてポケモンGO側に支払う計算になります。
これを1年365日に換算すると、105,485,000円となります。
その額なんと約1億円!!!
もちろん1日10人というのは仮の話なので、もっと利用者がいれば1億円は軽く超えるスポンサー料となります。
ちなみに以前契約を結んでいた日本マクドナルド(約2,900店舗)のスポンサー料は1億〜3億円だったと噂されているので、マツキヨも1億円近いスポンサー料を払っていてもおかしくはないですよね!?
やはりこの莫大なスポンサー料が費用対効果とあわずに契約を終了した可能性は高いように思います。
80mルールの適用(継続)
Trainers - we’re looking forward to sharing our plans as a result of the task force on September 1, but one thing does not have to wait! From now on, 80 meters will be the base interaction radius for PokéStops and Gyms globally. (1/2)
— Pokémon GO (@PokemonGoApp) August 25, 2021
もともとポケモンGOでジムやポケストップにアクセスできる距離は半径40mでしたが、2020年春ごろにコロナ感染症拡大の特別措置として半径80mに拡大されました。
その後、2021年6月にはポケモンGOを運営するNiantic社がワクチンの接種状況を鑑み、近い将来コロナ禍前の状態に戻すと発表しましたが、結果的に多くのユーザーがこの発表に対し反発をしました。
この反発は実に16万人を超えるオンライン署名を集めたため、Niantic社はアクセス距離を半径40mに戻すことを断念し、80mを継続することを2021年8月26日にTwitterで発表しました。
ジムやポケストップがそのスポットから80mの距離も離れた場所で利用できるとなると、来店してもらうことを目的としてスポンサー契約したはずが、店前に姿を表さなくてもマツキヨはスポンサー料を払い続けなくてはならず、正直メリットが全くないと思います。
この80mルールの適用(継続)が来店機会損失によるメリットの低下がスポンサー契約終了の理由の1つではないかと考察します。
マツキヨのポケモンGO撤退に対する世間の反応は?
マツキヨがポケモンGOから撤退することに対しての世間の反応を紹介します。
マツキヨ撤退か
まあ、イオンやマクドナルド、セブンイレブンと同じだわな…
大半が複垢で実プレイヤー数の2倍以上のスポンサー料を過大請求されてたらねぇ〜
着実に自分たちで首絞めてるわ_(:3」∠)_マツキヨ、ポケモンGOから撤退 元旦にすべてのポケストップ消去(要約) https://t.co/BQpFWzLERl
— tp235 (@ENL_tp235) December 21, 2021
ポケモンGOのスポンサーでマツモトキヨシとの契約が12月31日で終了となります。
来年1月1日に、マツキヨの店舗に設置しているポケストップやジムは消去される予定とのこと。
毎回スポンサー撤退のニュースは寂しくなりますが、今までありがとうございます。#ポケモンGO
— 江戸川秀人 (@awesoome999) December 21, 2021
https://twitter.com/mino_0916/status/1473305982520688645
このようにマツキヨ撤退によってジムやポケストップがなくなってしまうことに対し惜しむ声や悲しむ声がある中、同情する声も数多く見られました。
まとめ
今回は、マツキヨがポケモンGOとのスポンサー契約を終了を発表した事に対し、徹底理由の考察や世間の反応について紹介しました。
マツキヨとポケモンGOのスポンサー撤退理由は2つ?
- 1つ目は莫大なスポンサー料
- 2つ目は80mルール継続によるメリットの低下(来店機会の損失)
マツキヨの契約終了は寂しいですが、運営とスポンサーがwinwinの関係になるような仕組みやイベントなどをぜひ作っていただきたいですね。そうすればスポンサーも高いスポンサー料を払うメリットも出てきますし、ファンも結果的に楽しめるようになるのではないかと思います。
今後のポケモンGOの動向にもぜひ注目してみていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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