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北京オリンピック2022メダルの表裏はどっち?デザインの意味も紹介!

北京オリンピック2022メダルの表裏はどっち?デザインの意味も紹介!

2022年2月4日より開幕する冬季五輪の北京オリンピック。

メダルデザインはとてもシンプルでかっこいいのですが、どちらが表でどちらが裏なのか気になりますよね!?

今回は北京オリンピック2022のメダルの表裏についてや、デザインに込められた意味について紹介します。

北京オリンピック2022・メダルの表裏はどっち?

北京オリンピック2022のメダルはどちらが表でどちらが裏なのか気になりますよね!?

こちらが北京オリンピック2022で各種目の上位3位までに授与されるメダルデザインです。

https://twitter.com/Beijing2022/status/1452976751131303940

上の段がオリンピックの銀・金・銅メダル
下の段がパラリンピックの銀・金・銅メダル です。

この写真から見てもわかるように、北京オリンピック2022のメダルの面は五輪マークが中心にデザインされた方ということがわかります。

反対に、メダルの裏面は中国語(漢字)で『冬』を表したエンブレムが中心にデザインされています。

北京五輪2022・メダルの表面
北京五輪2022・メダル表面のデザインは五輪エンブレムが中心

北京五輪2022・メダルの裏面
北京五輪2022・メダルデザインの裏面は中国語(漢字)で『冬』のエンブレム

冬季五輪のメダルに勝利の女神『ニケ』がデザインされていないのはなぜ?

オリンピックのメダルと言えば、東京オリンピック2020のメダルデザインの中心にも描かれているように勝利の女神『ニケ』のイメージが強いかもしれません。

ではなぜ今回の北京オリンピック2022のメダルデザインは勝利の女神『ニケ』ではなく五輪マークが用いられているのでしょうか?

実はオリンピックのメダルにはIOC(国際オリンピック委員会)によって様々なルールが定められており、夏季五輪では1896年の第1回近代五輪が開催されたパナシナイコ競技場に立つギリシャ神話の勝利の女神『ニケ』を含むように規定しています。

その為、冬季五輪は『ニケ』を用いずに、五輪マークが用いられているのですね。

近年の歴代オリンピックのメダルデザイン一覧はこちらを参照してください。

近年のオリンピック歴代メダルデザイン一覧(夏季&冬季五輪)

このように、夏季は『ニケ』、冬季は『五輪マーク』が規定通り伝統的に描かれています。

こうしてみると各国様々なデザインでどれも美しいですね。2002年の冬季五輪・ソルトレークシティだけが1つだけいびつで目立ちます!!

ちなみに、その他のメダルの規定として、

メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(またはメッキ)がほどこされていなければならない。

などがあるようです。

意外と細かく規定されているんですね!?

北京オリンピック2022・メダルのデザインの意味は?

北京オリンピック2020のメダルデザインにはどのような意味が込められているのでしょうか?

https://twitter.com/Beijing2022/status/1453724483521372165

北京オリンピック2022の公式Twitterでデザインの意味についてこのように説明されています。

The five concentric rings of Beijing 2022 medals symbolize the Olympic rings, carved in the inner circle, and the Olympic spirit uniting the world through sport.

Beijing 2022 medals named "Tongxin", meaning "Together as one", the medals feature five concentric rings embodying the traditional Chinese philosophy of harmony between heaven, earth and human beings.

翻訳すると、

北京オリンピック2022のメダルの5つの同心円は、内側の円に刻まれたオリンピックリングと、スポーツを通じて世界を結びつけるオリンピック精神を象徴しています。

「一緒に」を意味する「Tongxin」と名付けられた北京2022メダルは、天、地、人間の調和という伝統的な中国の哲学を具現化した5つの同心円を備えています。

という内容になります。

つまり、今回の北京オリンピックのメダルデザインには、「同心」(中国語で心を1つに団結する)という意味が込められており、スポーツを通じて世界を1つにしよういう想いを表現しています。

また、メダル表面の外側から2番目・3番目に描かれた模様(彫刻)は前漢の時代に発見された翡翠のペンダントの模様がベースとなっています。

北京オリンピック2022のメダル表面のデザイン(模様や彫刻)の由来

メダル裏面の穴ようなデザインと同心円は、中国・安徽省の遺跡から出土した翡翠のペンダントがモチーフとなっています。

北京オリンピック2022のメダル裏面のデザイン(模様や彫刻)は安徽省の遺跡から出土した翡翠のペンダントがモチーフ

まとめ

今回は北京オリンピック2022のメダルについて、どちらが表でそちらが裏かという点と、デザインに込められた意味について紹介しました。

  • 北京オリンピック2022のメダル表面は五輪マークが中心にデザイン
  • 北京オリンピック2022のメダル裏面は中国語(漢字)で『冬』のエンブレムがデザイン
  • メダルデザインの意味(コンセプト)は”同心円”
  • 同心円とはスポーツを通じ心を1つにし世界を結ぶという意味
  • メダルの模様は、かつて遺跡から発掘された翡翠のペンダントがモチーフ

オリンピックと言えば、夏季冬季に関わらず毎回様々なドラマが生まれ、世界中を感動にします。

今回もどのようなドラマが巻き起こるのか?そして日本は何個メダルが獲得できるのか?今から楽しみですね。

その他にも北京オリンピックに関する記事を掲載していますので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。

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