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サスティナブルとは何?ファッション・アパレルにおける実態を解説!

最近、『サスティナブル』と言う言葉をよく目や耳にする機会が増えてきています。

今やテレビや雑誌、インターネット(SNSなど)において、あらゆる媒体でも紹介されています。

バズ太郎

有名人の中にも『サスティナブル』に対して積極的に発信されている方もいるよね!?

サスティナブル』という言葉を見たことや聞いたことはあっても、まだよく理解できていない人はたくさんいると思います。

今回は『サスティナブル』について詳しく解説、勉強していきたいと思います!

特にファッションにおける取り組みや、実現可能なことに注目して説明していきたいと思います。

 

サスティナブル(Sustainable)とは?

日本語では、『サスティナブル』『サステナブル』『サステイナブル』と色々と表現されておりますが、この3語は全く同じもので、英語の『Sustainable』の読み方の違いによるものです。

『sustain』持続 と 『able』可能 が合わさり、『持続可能な』と一般的には表現、認識されています。

『持続可能な』って何?って思われる方もたくさんいると思いますが、簡単に言えば人類が住みやすい生活をこれからも続けていくためには環境にもっと配慮しましょうと言うことです。

そもそも、この『サスティナブル』と言う言葉が浸透し始めたきっかけは、2015年9月に国連総会でSDGsというものが採択されてからと言われています。

バズ太郎

そんなにも前から?と思う方もいる思いますが、実はそうなんです!

SDGsとは、Sustainable Development Goals という英語の頭文字を取った略称で、直訳すると、『持続可能な開発目標』という意味になります。

 

国連総会では17個もの目標が掲げられました。

 

SDGsの掲げた17個の目標とは?

バズ太郎

では、このSDGsの17個の目標について見ていこう!

2015年9月の国連総会において採択された、このSDGsの17個の目標の内容とは、

SDGsの17の目標
①貧困をなくそう⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに⑬気候変動に具体的な対策を
②飢餓をゼロに⑧働きがいも 経済成長も⑭海の豊かさを守ろう
③すべての人に健康と福祉を⑨産業と技術革新の基盤をつくろう⑮陸の豊かさを守ろう
④質の高い教育をみんなに⑩人や国の不平等をなくそう⑯平和と公正をすべての人に
⑤ジェンダー平等を実現しよう⑪住み続けられるまちづくりを⑰パートナーシップで目標を達成しよう
⑥安全な水とトイレを世界中に⑫つくる責任 つかう責任

と言った項目です。

17個の目標を一覧にしましたが、少し難しいですよね?

簡単に言うと、『我々が生活する上で、すべての人々が平等かつ住み良い暮らしを作り、また地球環境に考慮して、人類と地球全てが豊かで平和なるように皆で取り組みましょう』ということです。

人々への配慮』と『環境への配慮』を目的としています。

なぜファッション業界で注目されているのか?

なぜこのファッション業界において、『サスティナブル』と言うワードが注目されているのかと言うと、ファッションは貧困問題と地球環境汚染に対する影響が大きいからなのです。

つい先日(2020年8月)も、中国の新疆ウイグル自治区の強制収容所に拘束された少数民族が働く工場が、主要アパレル・ブランドに製品を納品している事が公になり問題になりました。

新疆ウイグル地区とは、1955年に設立された中華人民共和国の西端にある自治区です。

新疆ウイグル自治区と言えば、新疆綿という品種の綿花が栽培されており、ここで働く人々が強制労働を強いられていたのです。

これを知った欧州の一部のアパレルブランドは、一切の中国との取引をやめたと言われております。

またファッション業界は、大量生産、大量消費と言ったものが主流で、売れずに余ったものはセールに回され、それでも売れないものは廃棄処分されてしまいます。

処分するのにも大量のエネルギーが要りますし、不当廃棄されると環境汚染にもつながります。

また不当廃棄されたものの中には、生分解性が低く、時間が経過しても分解されずに一生地球に残ってしますものもあるのです。

生分解とは、物質がバクテリアや菌類などの微生物によって分解され無機物になること。

バズ太郎

生分解性を語るうえで必ずあげられる物質に、ポリエステルというものがあるよね。

ポリエステルって聞いたことある!ペットボトルだったり、レジ袋もポリエステル製だよね?

バズわん
バズ太郎

そうだね。
皆さんも鯨やカメの胃袋の中から、不当廃棄されたレジ袋などが分解されずに残り、それによって呼吸困難になり陸に打ち上げられたというニュースを目にしたことはあるんじゃないかな?

見たことあるよ!
生分解性が無いと地球環境に大きな悪影響をもたらすんだね。

バズわん

最近ではポリエステルの中にも生分解性のあるものがあったり、リサイクルポリエステルと言って、使用されたポリエステルを再利用して作ったりするものも主流にはなってきていますが、ポリエステル自体にはこの生分解性が全く無く、どんなに時間が経っても分解されずに、地球上に一生残ってしまう良くない原料なんです。

そう言った理由から、欧州をはじめとする環境配慮を重視するアパレルブランドの中には、ポリエステル製品を一切使用しないところもあるんです。

ただポリエステルという原料は、生産がとても簡単で、容易に加工もでき、なおかつ安価と言った特徴があるため、衣料品ではもちろん重宝されていますが、衣料品以外にも我々の身近では本当に多くのポリエステル製品が存在しています。

【衣料品以外の身近なポリエステル製品】

  • ペットボトル
  • レジ袋
  • お弁当のパックや飲み物の容器、ストロー などなど
バズ太郎

皆さんもお家の中を探してみると、たくさんのポリエステル製品を所持していると思います!!

このような側面から、ファッションと貧困問題、そして環境問題は密接に関係しており、常にこの問題に対して真剣に取り組んでいかなければならない業界なんです!!

またアパレル業界(特に日本に企業)は、売り上げを意識する傾向にあり、全てが消費されないと分かっているのにもかかわらず大量に商品を作り、売れなければまた新しいものを作ればいいとうい考えが蔓延しています。

『流行』と言ったものが、このようなファッション業界における悪循環を作っており、現在見直されているところでもあります。

今回、世界で大流行している『コロナウイルス』により経済がstopしたと言うこともあり、最近の日本のアパレルでは大量生産を見直す良いきっかけになったと言われています!

これによって、悪しき習慣がなくなれば良いですね!!

バズ太郎

ここで1つ余談話をするね。
ファッションで『サスティナブル』と言えば何を思い浮かべる?

ん〜そうだね〜。
『オーガニックコットン』とかかな!?

バズわん
バズ太郎

そうだね!!『オーガニックコットン』って思い浮かべる人は多いと思う!
ちなみに『オーガニックコットン』とはどういったものなのか知ってる?

認証機関に認められた農地で、農薬や肥料の基準を守り、社会的規範(フェアトレードなど)を守って作られた綿花のことだよね!?

バズわん
バズ太郎

その通り!!
人的にも環境的にも十分配慮された素晴らしい、これぞ『サスティナブル』といった代表的な商品だよね。
でも1つだけ悪い点もあって、普通の綿花を栽培する場合よりも莫大な水を使用するんだ!

えっ、知らなかったな〜!!

バズわん

『オーガニックコットン』を作るために大量の水を消費しなくてはいけないと言うことは本当に知られていない事実だと思います。

『オーガニックコットン』=『サスティナブル』が成り立つかどうかは、実は非常に難しい問題です!!

 

服が出来るまでの工程は?

バズ太郎

では、皆さんは衣類がどのような工程を経て作られているのか知っていますか?
その工程を紹介していくね。

step
1
原料を作る(綿、ウール、ポリエステルなど)

step
2
原料から糸を作る(紡績)

step
3
糸を使用して編み機・織機で生機 (キバタ)を編む・織る

step
4
生機を染色加工する(生地の完成)

step
5
出来上がった生地をそれぞれの形にカットする(裁断)

step
6
裁断した生地を縫い合わせる(縫製)

step
7
最後にアイロンなど仕上げる

step
8
洋服の完成

参考

  • 生機(キバタ)とは染色、加工される前の布のことです。
  • 編み機とは『ニットやカットソー』と言われる生地を編む機械で、Tシャツやパーカーなどの伸縮性のある生地を作る機械です。
  • 織機とは『布帛』と言われる生地を織る機械で、Yシャツやスーツなどの伸縮性のない生地を作る機械です。

1から服を作るまでにざっくりとこんなにも工程があるのです。
もちろんそれぞれの工程において、地球環境の資源やエネルギーを膨大に消費しているしているのです。

バズ太郎

こう考えると、もう少し洋服を大事にしようと思うよね!?

 

身の回りで実現可能『サスティナブル』なこととは?

では我々の身の回りでサスティナブルに対して実現可能なこととはどう言ったものがあるのか見ていきたいと思います。

例えば、

  • 商品を長く愛用する。
  • 要らなくなった洋服はリサイクルに回したり、他人にあげたり、2次流通させる。(リユース)
  • 要らなくなった洋服を雑巾や布袋など新しいものに作り替える。(アップサイクル)
  • 洗濯回数を減らす。(水の使用の削減)
  • 環境負担の少ない洗剤を使用する。(水の汚染の削減)
  • レザー製品(動物の皮製品)を購入しない。(動物愛護)
  • 環境配慮型ではない化学繊維の商品を購入をしない。(環境保護)

などなど。
他にもあげればたくさんありますので、自身で色々と探して実践してみてください。

 

サスティナブルについてのまとめ

今回は『サスティナブル』についての入門的な知識の勉強をしました。

まとめると、

  1. 『サスティナブル』というのは、人々や環境への配慮をすること。
  2. 2015年の国連総会において採択されたSDGsによって世界的に浸透する言葉となった。
  3. ファッション業界は『サスティナブル』と密接な関係、そして解決すべき問題が多々ある。
  4. 衣類が出来上がるまでにたくさんの資源やエネルギーを使う。
  5. 自身で『サスティナブル』を取り組んでいくために身近な方法はたくさんある。

を勉強しました。

バズ太郎

より良い未来、より良い環境作りをしていくために、皆さんも一緒に勉強・実践していきましょう!!

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