『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は2016年1月にフジテレビの月9で放送されたドラマです。主人公の音(有村架純)と練(高良健吾)の二人を中心としながら、彼らを取り巻く四人の男女の想いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく群像ラブストーリーで、坂元裕二によるオリジナル脚本作品です。
そんな『いつ恋』の第1話のあらすじや感想などを紹介します!
こちらを読めば、いつ恋の第1話の内容が丸わかりです!!
本文はネタバレも含みますので、結末などを知りたくない方はご注意下さい!
主演:有村架純・高良健吾
脚本:坂元裕二
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は第1話から最終話までFODプレミアムで視聴可能です。
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『いつ恋』第1話あらすじ
ドラマ『いつ恋』第1話のあらすじを紹介します。
第1話「失くした手紙が繋いだ奇跡・・・二人は出逢った」
幼いころに女手ひとつで育ててくれた母を亡くした杉原音(有村架純)は、育ての親である林田雅彦(柄本明)・知恵(大谷直子)夫妻のもと、北海道のさびれた町で暮らしていた。雅彦は音を家政婦扱いし、寝たきりになった知恵は音の介護がなければ暮らせない状態だった。音は、「あきらめること」を教え込まれてきたため、そんな状況をただただ受け入れて生きていた。
曽田練(高良健吾)は東京の運送会社で引っ越しの仕事に就いていた。福島で、農業に従事する祖父・健二(田中泯)に育てられた練は、人を疑うことを知らない。健二がだまし取られた畑を買い戻すために上京した練は、運送会社の先輩たちからひどくこき使われ、毎日へとへとになるまで働いていた。給料は安く、貯金などできないまま、古ぼけたアパートで苦しい生活を送っている。そんな練には日向木穂子(高畑充希)という恋人がいた。練のアパートに日常的に泊まっている木穂子は、何かとだまされがちで借金を作ってしまう練に金の工面もしていた。練は、困惑しながらもそれを拒絶することができない。
ある日、練は、悪友の中條晴太(坂口健太郎)が、旅先の北海道で拾ったというカバンの中から古ぼけた手紙を見つける。「音へ」と書かれたその手紙を読んだ練は、これは絶対に持ち主に返さなければならないと強く感じ、会社のトラックを飛ばして北海道へと向かう…。
※公式HPより引用
『いつ恋』第1話ネタバレ
ドラマ『いつ恋』第1話のネタバレ(内容の全文)を紹介します。
音と練、初めての出会い
幼い頃に母を亡くした音(有村架純)は、北海道で養父母と暮らしていた。
一方、福島から上京した練(高良健吾)は、東京の運送会社で引っ越しの仕事に就いていた。練には、木穂子(高畑充希)という恋人がいた。
ある日練は、友人の晴太(坂口健太郎)が旅先の北海道で拾ったというカバンの中から「音へ」と書かれた古い手紙を見つける。練は手紙を持ち主に届けるため、カバンに入っていた林田音という森田クリーニング店のカードを手掛かりにトラックで北海道へ向かうのであった。
北海道に着いた練は、早速持ち主の音の元へ荷物を届けるも、音は名札を隠し「林田音さん、亡くなりました。死にました、お金盗まれたショックで。盗んだ人のことすごく恨んで」と嘘をつく。
その話を真に受けた練は、お墓の場所を案内してもらい向かうことに。
突然東京から来た練を怪しみ、その後を着いていく音。
後をついて来た音に気づいた練に対し、音は交番へ連れて行こうとするも、その女性が死んだはずの林田音であることに練は気づく。
盗まれた2,060円を返してもらい、そのお礼として1粒のいちごみるくキャンディーを渡す音。そして、その場を立ち去ろうとも、練は「まだあります」とポケットにしまっていた手紙を渡す。
練「これ、届けに来たんです」
音「読んだ?」
練「ごめんなさい。けど読んだら絶対返さないといけないやつだと思って。この人これ何百回も読んでたんだろうなって。これ、この人のつっかえ棒じゃないのかなと思って」
そう言って手紙を返そうとする練であったが、音は「捨てといて」と受け取りを拒否し立ち去る。
音の婚約者の存在
その後、とある喫茶店で焼きそばを食べる練は、音に資産家の婚約者・白井篤史(安田顕)がいることを知った。育ての親である養父の林田雅彦(柄本明)が決めた誓約結婚である。
音は、幼い頃から育ててもらった養父母に恩返しをするべく、その成約結婚を受ける予定であった。
その夜、トラックの中で仮眠を取る練は、何かが当たる音に気づき目覚める。
外へ出てみてみると音が対岸から電柱に向かって石を投げていた。
練の存在に気づいた音は、とっさに「泥棒!」と叫ぶ。
「泥棒じゃないです、引っ越し屋です」そう答える練に、音はりんご持ってる?と聞く。
音は練の頭の上にリンゴを乗せ、それを的がわりにしたいのであった。
練の反応に面白く感じた音は、練のトラックに近づき、荷台に何が入っているのか聞く。
そこには荷台にびっしり埋まった桃の缶詰があった。
東京から来た練に興味を抱く音。
音「東京って1駅分くらい歩けるってホント?」
練「本当です」
音「嘘だ」
練「3駅くらい歩けますよ」
音「嘘言うな、3駅って選手やん」
練「選手じゃないです」
音「競技やん」
練「競技じゃないです。3駅歩く競技無いです」
純粋に話す練に、音は微笑み再びいちごみるくのキャンディーを渡す。
「アメ食べ」
練は受け取ったアメをすぐさま口に入れ、ボリボリと噛む。
その練の姿に音は微笑む。
「気をつけて帰りや」
家に戻ろうとする音に、練は手紙を返そうとするも捨ててと再び拒否される。
「俺、あんなの捨てられないです」と言う練に音はある場所へと誘う。
閉ざされた門の上をよじ登り、険しい山道を歩く2人。
着いた先はダム建設予定地だった。
地元住民の反対意見によりダムの建設が中止になったその跡地で、音はこの街の不満を練に話す。
すると突然、練は口を開く。
「結婚、断れないんですか?」
音の母親の手紙を読んでいた練は、恋愛結婚ではなくお見合い結婚をすることになった音を気遣うのであった。
自分の本当の気持ちを湖の中に沈めたと言う音のことを練は次第に気になり始めていた。
音の本心、そして東京へ
ある日、音は仕事先のクリーニング店で「シングルマザーの伊藤さんが3か月もクリーニングを取りにきてないから届けてきて」と店の人から頼まれる。アパートに届けに行くと、そこには光熱水費や家賃の督促状が散乱し、扉の空いた冷蔵庫の中は空っぽの状態の伊藤親子の姿があった。
何とかして助けたいと思った音は、婚約者である白井にお金を貸して欲しいと頼むも、「後先考えずに子供産んだ人なんて甘やかしたらだめだよ」と断られてしまう。
音は仕方なく、自分のお金を少しだけポストに入れるのであった。
こういった白井の態度に嫌悪感を抱きはじめた音は、養父の雅彦に「好きじゃない人とは結婚したくない」「頑張って2人を養う」とお願いするも、突然養母の知恵(大谷直子)が発作を起こし、病院へ搬送されることに。
音は後から病院に向かおうとすると、ちょうど練が運転するトラックが通りがかる。
義母の病状が落ち着き、病院から出てくる音を練が心配そうに待っていた。
「家まで送ります」と言う練に、音はファミレスに連れて行ってと頼む。
しかし2人がトラックでファミレスに向かう姿を白井が目撃していた。
ファミレスでたわいも無い話をした2人であったが、音は白井との結婚を決心したことをと練に伝える。その後、家まで送ってもらった音だが、家には白井がいた。
2人の姿を目撃していた白井は、婚約破棄を養父の雅彦に伝えたのだった。
音が部屋に戻ると、机の上に母の骨壷が無いことに気づく。それと同時に洗面所の方から物音がし、そこには空の骨壷が転がっていた。
呆然とひざまずく音に対し、次の結婚話を持ち出す養父。
その光景を見た義母は「音、逃げなさい。もうあんたの好きなところに行きなさい」と抱きしめ、音は家を飛び出す。
警報が鳴る大雨の中を必死で走る音の前に、急に1台のトラックが通りかかかる。それは練の運転するトラックだった。
第1話ラストのネタバレ
音を乗せたトラックは真夜中の道路を駆ける。
大雨の夜の暗闇を走る1台のトラック。
道路のちょっとした振動で、助手席のグローブボックスが開く。
そこには亡くなった母親が音に向けて最後に書いた手紙が入ってあった。
それを手に取り、音は改めてその手紙を読み直す。
次第に雨も止み、朝日が顔を出すと、そこには高層ビルが立ち並ぶ東京の光景があった。
東京に着くと、音は友人の働く居酒屋にお世話になれるか聞いてくるためにその場所に向かう。
練は手見上げに荷台に積んであった桃の缶詰を1つ音に渡す。
音の帰りを待つ練であったが、突然練を呼ぶ女性に声が.....。
音は桃の缶詰を持ったまま戻ってくると、そこには練とトラックの姿はなかった。
「それきり、その人と会う事はなかった」
「引っ越し屋さん、どこにいますか?」
「2011年1月、私は今、東京で生きています」
母親が音へ最後に宛てた手紙の全文
ドラマ『いつ恋』第1話で音の母親(声:満島ひかり)が音へ宛てた手紙の全文を紹介します。
音へ
今、真夜中の2時を少し回ったところです。
今が最後のチャンスかも。そう思って病院の方に便箋とペンを借りました。
もうあまり字が上手に描けなくて恥ずかしいけど、便箋を光に透かすと小さな花びらが浮かびます。素敵でしょ?音、お母さんはそろそろいなくなります。
あっという間だったね。
時間が足りない、まだ何にも出来ていない。まだ死ねない。
あなたを、1人残してしまうの。音、あなたを父親のいる子にしてあげられなかった事、何度後悔しても足りません。
お母さんはもう髪を結んであげることも出来ません。
それでもお母さん、あなたを産んでよかったと思っています。あなたはとても質問が多い子だった。
「なんで水は濡れるの?」
「髪の毛はどんどん伸びるのに、なんで眉毛はちょうどでとまるの?」
「どうして寂しい気持ちはあるの?」あなたには絵本が必要なかった。
自分で作った物語を私に話して聞かせながら眠りにつくから。歩くのが早い私の後を「大丈夫や」そう言って付いてくる小さなあなたをみていていつも思いました。
この子には、人生を切り開く強い力がある。音、たくさんの人に出逢ってね。
自由に見て、自由に話して、好きなように生きて。
それはあなたが心に持って生まれた、大切な宝物だと思う。あなたはいつか学校に行って、友達を作るのかな?
中学生になって、高校生になって、誰かを好きになるのかな?
どんな恋をするのだろう?恋をすると、嬉しいだけじゃなくて、切なくなったりするね。
きっと人が寂しいって気持ちを持っているのは、誰かと出会うためなんだと思います。時に人生は厳しいけど、恋をしている時は忘れられる。
恋をして、そしていつかたった1人の人に出会えるといいね。
その人はきっと、あなたの質問に答えてくれる。あなたの物語を聞いてくれる。
あなたが生まれたことを喜んでくれる。ブドウの花はブドウの味がする。
バナナの花はバナナの味がする。愛するって、心から心へと残していくことだと思う。
音が笑っている時、お母さんも笑ってる。
音が走ってる時、お母さんも走ってる。大好きな私の娘。
大好きな音。
愛しています。
どうか幸せに。母より。
『いつ恋」第1話 感想
ドラマ『いつ恋』第1話の感想・レビューを紹介します
いつ恋の1話って本当に切なく心苦しくなるけど、自分が幸せに生きてきたことをすごく感じさせてくれるドラマ。どうか音ちゃんには幸せになって欲しい 😥
泣きたくなったら観るドラマ
何度観ても泣ける!
セリフや描写が秀逸!
『いつ恋』こんな方におすすめ
ドラマ『いつ恋』はこのような人に大変お勧めできるドラマです。
東京をはじめとした都会の生活に疲れた人
地方出身で学校や仕事のために都会に出てきた人
純粋な心を忘れつつある人
とにかく泣きたい人
『いつ恋』第1話 視聴率
ドラマ『いつ恋』第1話の平均視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。
『いつ恋』第1話 出演者(キャスト)
ドラマ『いつ恋』第1話の出演者・キャストを紹介します。
杉原音………有村架純
曽田練………高良健吾
日向木穂子…高畑充希
井吹朝陽……西島隆弘
市村小夏……森川葵
中條晴太……坂口健太郎
音の母親.....満島ひかり
佐引穣次……高橋一生
柿谷嘉美……松田美由紀
白井篤史……安田顕
林田知恵……大谷直子
曽田健二……田中泯
林田雅彦……柄本明
ほか
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主演:有村架純・高良健吾
脚本:坂元裕二
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は第1話から最終話までFODプレミアムで視聴可能です。
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