亀山薫のジャケットブランドはどこの商品？種類や型番を調査！

大人気刑事ドラマシリーズの『相棒』が2022年10月よりseason21が放送されることが決定しましたが、初代相棒を務めた亀山薫（寺脇康文さん）が再び杉下右京（水谷豊さん）とコンビを組むことも発表されました！

亀山薫と言えばフライトジャケットを着用している印象が強い方も多いかと思いますが、どこのブランドの商品なのでしょうか？？

今回は、亀山薫がこれまで着用したフライトジャケットのブランドや種類、型番について紹介します。

亀山薫のフライトジャケットはどこの商品？

亀山薫はシーズン1から7まで通じて数多くのフライトジャケットを愛用しているのですが、3つのブランドの商品を使い分けていることが判明しました。

こちらが亀山薫愛用のフライトジャケットブランドです。

それでは、この3つブランドから亀山薫が愛用したジャケットの種類について詳しく紹介していきます。

ALPHA（アルファ）社製

主にシーズン5や6の劇中にて亀山薫が着用したモデルです。

左胸を見るとわかりますが、ブランドのロゴである3本ラインにAのアルファベットがはっきりと写っていることがわかります。

こちらはALPHA INDUSTRIESというブランドの商品で、型はMA-1になります。

ALPHA社は1959年にアメリカ合衆国テネシー州で創業したブランドで、1960年代初頭に勃発したベトナム戦争などにおいてアメリカ軍需を支えた老舗のメーカーです。

両腕には、第51作戦支援隊アメリカ空軍の本物と同仕様のワッペンが付いてます。

MA-1は1950年頃のアメリカ空軍が開発した商品で、狭い軍用機内で操縦する際に機材や機器に引っかからないようにシンプルなデザインに設計されています。

また、強度を持つナイロン素材を使用した頑丈な作りです。中綿入りで防寒性にも優れています。

裏地には鮮やかなオレンジ色が採用されており、リバーシブルとしても着用が可能です。

ちなみにMA-1の裏地がオレンジ色の理由は、パイロットが不時着した場合に裏返して着ることで救助隊による捜索が容易になるからなんだそうです。

こちらの商品は2008年にテレビ朝日オンラインストアにおいて94着限定で相棒オリジナルモデルとして販売されていましたが、発売から35分で完売しています。残念ながら現在は販売されていません。

亀山薫愛用モデルのデザインとは異なりますが、ALPHA社製のプレーンなMA-1であれば販売されていますので自分なりにお気に入りのワッペンを貼り付けてアレンジするのもありかもしれません！！

AVIREX（アビレックス）社製

主にシーズン7で亀山薫が着用したモデルです。

右胸についた軍機のシルエットのワッペンが特徴的でとてもかっこいいですね！

こちらはAVIREX（アビレックス）というブランドの商品で、型はCWU-36Pになります。

AVIREX社は1975年にジェフ・クレイマンによってアメリカで創業したミリタリー・ファッションブランドです。

CWU-36Pというタイプは、映画『TOP GUN』でトムクルーズが着用したことでも有名な型です。

折り返しの襟ついたデザインが特徴で、1970年代後半にアメリカ空軍で採用されました。

似た型番にCWP-45Pというものがありますが、45Pは中綿があり、36Pは中綿のないアイテムになります。

こちらの商品も相棒オリジナルモデルとして2008年にテレビ朝日のオンラインストアで300着限定で販売されましたが、即完しています。（現在は販売されていません。）

同じAVIREX社の商品で似たジャケットであれば現在も販売されていました。

TOYS McCOY（トイズマッコイ）社製

こちらの3種類のフライトジャケットは全てTOYS McCOY（トイズマッコイ）というブランドの商品です。

Toys McCoy（トイズマッコイ）は、岡本博さんが1996年に日本で創業したアメリカンカジュアルウェアブランドです。

「単なるヴィンテージアイテムの復刻ではなく、機能性をも考慮したリアリティのあるアイテムを生み出す、新たな流れを作る作品と呼ぶべきプロダクツ」をコンセプトに非常にクオリティの高い商品を展開しています。その分お値段もかなり高額になります！

では、それぞれのアイテムについて紹介します。

こちらはTOYS McCOYから販売された"FOURTH BUT FIRST "シリーズのMA-1をベースに、ドラマのためにさらにオリジナルカスタムを加えたスペシャル仕様となっています。

「FOURTH BUT FIRST」とは"4番目の部隊だが、自分たちが全てにおいて一番である"という、同隊が所属した第4戦闘航空団のスローガンを表しています。

胸部分付けられた3種類のワッペンが特徴的でとてもかっこいいです！

こちらはTOYS McCOY（トイズマッコイ）から販売されたL-2をベースにドラマのためにさらにオリジナルカスタムを加えたスペシャル仕様です。

インディアンのワッペンが特徴的で型にエポレットがついています。

MA-1に非常に似た商品ですが、型番はL-2といったタイプになります。

L-2とは1950年代初頭に誕生したモデルで、温帯域用に作られた商品のためMA-1と違い中綿が入っていないのが特徴です。

防寒性で言えばMA-1に劣ってしまいますが、モコモコしていない分、着回しがしやすいため非常に人気のアイテムです。

こちらはTOYS McCOY（トイズマッコイ）から販売されたL-2Aをベースにドラマのためにオリジナルで製作されたスペシャルモデルです。

ドラゴンのようなワッペンが特徴的で、こちらの商品も肩にエポレットがついています。

カラーはアメリカ空軍のイメージカラーである”エアフォースブルー”が採用されています。

ちなみに、このエアフォースブルーというカラーは目立ちすぎるという理由からわずか2年で空軍から採用が廃止されており、とても珍しいカラーなのです。

以上が亀山薫が着用したTOYS McCOY（トイズマッコイ）社製のフライトジャケットの紹介でした。

こちらの3種類も亀山薫が着用した同じモデルは販売されていませんが、似たタイプでしたら現在も販売していました。

ALPHA（アルファ）社製やAVIREX（アビレックス）社製と違い非常に高価な商品ですが、ミリタリーファンの間ではクオリティが高いブランドとして非常に人気があります。

亀山薫その他の愛用品

亀山薫のその他の愛用品について紹介します。

亀山薫愛用の腕時計です。（2種類）

こちらの商品は、モータースポーツをイメージしデザインされたG-SHOCKのアナログデジタルコンビネーションモデルです。黒をベースにシルバーと赤のカラーリングが男らしさを演出しています。2003年に発売されましたが現在は生産が終了しています。

こちらの商品もモータースポーツをイメージしデザインされたアナログ／デジタルコンビネーションシリーズです。レースカーのインパネからデザインされたスポーティなテイストのフェイスが魅力です。2003年に発売されましたが現在は生産が終了しています。

亀山薫の愛用の腕時計は共にCASIOのG-SHOCKです。

考える前に身体が動いてしまうという肉体派の亀山に相応しく男らしい腕時計ですね。

まとめ

今回は、大人気刑事ドラマ『相棒』で寺脇康文さん演じる亀山薫が劇中で着用するフライトジャケットについて、ブランドや種類を紹介しました。

シーズン21での亀山薫の復活は『相棒』ファンにとって嬉しいビックニュースです。

シーズン21では再びフライトジャケットを着用した亀山薫が観れるのか？もしくは全く違ったファッションで登場するのか？今から楽しみです！

亀山薫のファンションにも注目していきたいと思います。

その他にも『相棒』に関する記事を掲載しています。あわせてお読みいただけると嬉しいです！

水谷豊さん演じる杉下右京の歴代相棒についてはこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。