2023年12月24日(日)午後6時30分からABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送される漫才コンクール「M-1グランプリ2023」。
昨年まで5年連続で審査員を務めていた立川志らくさんの勇退が発表されましたが、後任の審査員は一体誰が務めるのでしょうか?
今回はM-1グランプリ2023の審査員(立川志らくの後任)の予想を紹介します。
M-1グランプリ歴代審査員
まずはM-1グランプリの歴代審査員をまとめましたので紹介します。
年 | 審査員一覧 |
2001年 |
西川きよし、青島幸男、春風亭小朝、ラサール石井、鴻上尚史、松本人志、島田紳助 |
2002年 |
立川談志、中田カウス、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、松本人志、島田紳助 |
2003年 |
中田カウス、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七、南原清隆、松本人志、島田紳助 |
2004年 |
中田カウス、ラサール石井、春風亭小朝、島田洋七、大竹まこと、南原清隆、西川きよし |
2005年 |
中田カウス、ラサール石井、島田洋七、大竹まこと、渡辺正行、松本人志、島田紳助 |
2006年 | 中田カウス、大竹まこと、島田洋七、渡辺正行、南原清隆、松本人志、島田紳助 |
2007年 | 中田カウス、大竹まこと、オール巨人、ラサール石井、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 |
2008年 | 中田カウス、大竹まこと、オール巨人、渡辺正行、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 |
2009年 | 中田カウス、渡辺正行、オール巨人、東国原英夫、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 |
2010年 | 中田カウス、宮迫博之、渡辺正行、大竹一樹、南原清隆、松本人志、島田紳助 |
2015年 | 哲夫、佐藤哲夫、石田明、富澤たけし、徳井義実、吉田敬、岩尾望、増田英彦、中川礼二 |
2016年 | オール巨人、中川礼二、博多大吉、松本人志、上沼恵美子 |
2017年 | オール巨人、渡辺正行、中川礼二、春風亭小朝、博多大吉、松本人志、上沼恵美子 |
2018年 | オール巨人、中川礼二、塙宣之、立川志らく、富澤たけし、松本人志、上沼恵美子 |
2019年 | オール巨人、塙宣之、立川志らく、富澤たけし、中川礼二 、松本人志、上沼恵美子 |
2020年 | オール巨人、富澤たけし、塙宣之、立川志らく、中川礼二、松本人志、上沼恵美子 |
2021年 | オール巨人、富澤たけし、塙宣之、立川志らく、中川礼二、松本人志、上沼恵美子 |
2022年 | 山田邦子、博多大吉、塙宣之、富澤たけし、立川志らく、中川礼二、松本人志 |
2023年 | ??? |
2001年に第1回大会が開催されたM-1グランプリですが、2022年までで合計18回行われています。(2011年〜2014年は未開催)
その中で、歴代最多回数のM-1審査員を務めているのは松本人志さんの16回。
続いて、島田紳助さん、中田カウスさん、オール巨人さん、上沼恵美子さんの9回、中川礼二さん(中川家)の8回、大竹まことさんの7回、ラサール石井さん、渡辺正行さん、富澤たけしさんの6回となっています。
M1歴代審査員回数上位
1位(16回)松本人志
2位(9回)島田紳助、中田カウス、オール巨人、上沼恵美子
3位(8回)中川礼二
4位(7回)大竹まこと
5位(6回)ラサール石井、渡辺正行、富澤たけし
6位(5回)島田洋七、立川志らく、塙宣之
立川志らくのM-1審査員卒業理由は?
立川志らくさんがM-1の審査員を卒業する理由は一体なんなのでしょうか?
ご自身のYouTubeチャンネルで、M-1審査員卒業について語る動画があったの紹介します。
こちらがその動画です。
以下、コメントの抜粋です。
M-1というのは、漫才のチャンピオンを決める大会であるのと同時に、明日のお笑い界のスターを生む大会でもある。漫才のテクニックが分かる審査員も必要だが、もっと全体的に見るような審査員(落語界などの人材)がいてもおかしいことではないだろうということで5年間務めてきた。過去5年間の決勝戦で自分が投票した漫才師5組が全て優勝しており、自分としてはお笑い界のスターを作る手助けを出来たのではないかと満足している。
なぜM-1の審査員を卒業する決心をしたのかという具体的な理由は語られていませんでしたが、立川志らくさんの中でM-1の審査員というものに相当なプレッシャーや葛藤を感じていたことはもちろんのこと、その中でも多くのお笑い界のスターを生み出してきたという満足感や達成感から、ある意味キリのいい5年間という数字が卒業という決断に至ったのかもしれません。
SNSを中心に立川志らくさんの卒業を惜しむ声がたくさんあるだけに、とても残念に思います。
M-1グランプリ2023 立川志らく後任審査員の予想
M-1グランプリ2023で立川志らくさんの後任を務める審査員の予想を紹介します。
毎年、審査員候補として名前が挙がる人物に川島明さん(麒麟)と哲夫さん(笑い飯)がいます。しかしこの2人は女芸人No.1決定戦 THE W 2023の審査員を務めており、これまでに同年のTHE WとM-1で審査員を兼任した前例が無いため予想から外しています。
また、今回は立川志らくさんの後任ということで、吉本興業所属以外の人物が審査員として選任されるのではないかと予想しています。そのため、後任予想として多く声が挙がるハイヒール・リンゴさん、石田明さん(NON STYLE)は予想から外しています。
立川志らくさんの後任予想はこちらの3名です。
野々村友紀子
名前 | 野々村友紀子(ののむら ゆきこ) |
誕生日 | 1974/08/05 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
所属事務所 | フリー |
まず大穴予想として挙げるのが、現在放送作家として活動する野々村友紀子さんです。
最近ではテレビ番組のコメンテーターやバラエティ番組で活躍する姿を目にしますが、本職はNSC東京校講師として漫才・コント・コメディー脚本の執筆、ショートアニメ脚本、劇場ライブ構成・演出なども手掛ける放送作家です。元々は吉本興業所属で高僧・野々村(活動期間1992年 - 1999年2月)と言うコンビで芸人として活動しており、現在は海原やすよ ともこの漫才を共同で制作している実績も持っています。
吉本興業にゆかりのある人物ですが、現在はフリーとして活動しているため吉本興業所属以外の選出と言う項目はクリアしているのではないかと思います。
女性目線、現在の新しい漫才に対しても精通しているという点、そして裏方としての広い視点を持つと言う理由から、M-1審査員に選出される可能性があるのではないかと予想します。
渡辺正行
名前 | 渡辺正行(わたなべ まさゆき) |
誕生日 | 1956/01/24 |
出身地 | 千葉県夷隅郡夷隅町(いすみ市) |
所属事務所 | なべや(ホリプロコムとマネジメント提携) |
続いて対抗予想として挙げるのが、渡辺正行さんです。
渡辺正行さんと言えば、1980年代の漫才ブームで大人気だったコント赤信号のメンバーとして有名です。また1986年からは若手お笑い芸人の育成を目的とした「ラ・ママ新人コント大会」を主宰しており、ウッチャンナンチャンを筆頭にダチョウ倶楽部、爆笑問題、海砂利水魚(現:くりぃむしちゅー)、オードリーなど、のちに名声を博すことになるお笑い芸人たちを多数輩出しております。現在も400回以上の公演を行なっております。
渡辺正行さんはこれまでにM-1審査員を5回務めており、新しい風という部分では劣る点がありますが、現在でも幅広い芸人を見ているという経験は変え難いものがあり、再び審査員に選出される可能性もあるのではないかと予想します。
太田光(爆笑問題)
名前 | 太田光(おおた ひかり) |
誕生日 | 1965/05/13 |
出身地 | 埼玉県入間郡福岡町(ふじみ野市) |
所属事務所 | タイタン |
最後に本命予想として挙げるのは、太田光さんです。
太田光さんは毎年M-1の審査員予想に名前が挙がっており、世間の声からも1番期待されています。しかしこれまでに1度もM-1グランプリの審査員をやったことがありません。
2022年9月10日に放送されたフジテレビ系列の大型特別番組『FNSラフ&ミュージック』に出演した際に、共演した松本人志さんに「M-1の審査員とかやらへんの?」と直接聞かれたものの「やらないですよ! 審査員なんてできないですもん。またどうせボケちゃうし。こういう空気になっちゃうし。絶対我慢出来ないもん。1点とか入れちゃう。俺、ジョーカーと上手くやっていく自信ない」(ジョーカーとは上沼恵美子さんのことを指す)と返しており、太田光さんがM-1の審査員は絶対にやらないという強い意志を感じ取れました。
しかし、今回は立川志らくさんの後任という背景が太田光さんの重い腰を上げるのではないかと思っています。
立川志らくさんの師匠といえば立川談志さんで、立川談志さんといえば太田光さんの憧れの人物です。つまり、断れる理由はないのではないかと思います。
またジョーカー(上沼恵美子さん)がいないという点も太田光さんをM-1審査員に後押しする理由のひとつではないかとも思っています。
以上の理由からM-1グランプリ2023の立川志らくさんの後任審査員の本命は爆笑問題の太田光さんと予想します。
M-1グランプリ2023 その他の審査員の予想
M-1グランプリ2023で立川志らくさん以外の審査員の予想を紹介します。
結論を言うと、2022年の審査員と同じだと予想します。
山田邦子さん、博多大吉さん、塙宣之さん、富澤たけしさん、中川礼二さん、松本人志さん
2022年度より上沼恵美子さんの後任審査員として登場した山田邦子さんですが、独特な審査方法で話題を呼びましたが、1年での降板はないと思いますので、そのままと予想します。
まとめ
今回は、立川志らくさんのM-1審査員の卒業理由、後任審査員予想、その他の審査員の予想について紹介しました。
- 立川志らくさんの卒業理由は5年間務めたという達成感、満足感?
- 立川志らくさんの後任審査員の予想は本命:太田光、対抗:渡辺正行、大穴:野々村友紀子
- その他の審査員予想は2022年度と変わらず
以上が今回のまとめとなります。
M-1グランプリ2023の審査員発表は12月17日と言うことですが、誰になるのかとても楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。