2022年1月23日より林家三平さんの後任として「笑点」に抜擢された落語家の桂宮治さん。
桂という亭号ですが、誰の弟子なのか気になりますよね!?
この記事では、桂宮治さんの師匠について、桂歌丸さんとの関係性について紹介します。
桂宮治さんのプロフィール
まずは簡単に桂宮治さんのプロフィールを紹介します。
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桂宮治さんのプロフィール
名前:桂宮治(かつら みやじ)
本名:宮利之(みや としゆき)
生年月日:1976年10月7日
出身地:東京都品川区
身長・体重:非公表
最終学歴:東京学園高等学校卒業
所属:落語芸術協会
桂宮治さんは1976年生まれ東京都品川区出身の落語家さんです。
高校は東京都目黒区にあった東京学園高等学校(現在は東京都調布市)を卒業し、高校卒業後は俳優を目指し演劇を学ぶも芽が出ず、一般企業(化粧品会社)に就職しています。
落語家を目指すきっかけとなったのは、とある日にたまたま目にした桂枝雀さんのYouTube動画。その動画で落語の面白さに衝撃を受け、かつて芸能の道を目指した気持ちが再燃したためだそうです。
桂宮治さんは落語芸術協会に所属していますが、現在、東京において4つの団体が存在します。
- 落語協会
- 落語芸術協会
- 落語立川流(立川流)
- 五代目円楽一門会(円楽党)
ちなみに笑点メンバーで言うと、
オレンジ色の着物でお馴染みの林家たい平さん、今回笑点メンバーを卒業した林家三平さんは落語協会の所属です。
司会を務める春風亭昇太さん、水色の着物でお馴染みの三遊亭小遊三さん、今回抜擢された桂宮治さんは落語芸術協会の所属です。
ピンク色の着物でお馴染みの三遊亭好楽さん、紫色の着物でお馴染みの三遊亭円楽さんは五代目円楽一門会(円楽党)の所属です。
つまり、現在は落語立川流(立川流)所属の落語家さんは笑点メンバーにはいないということになります。
桂宮治さんは誰の弟子?
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桂宮治さんは誰の弟子なのか気になりますよね!?
桂宮治さんは三代目 桂 伸治(かつらしんじ)さんの弟子になります。
このインスタの写真に一緒に写っている方が桂宮治さんの師匠・三代目 桂 伸治さんです。
三代目桂伸治さんのプロフィール
名前:三代目・桂伸治(かつら しんじ)
本名:板倉克己(いたくら かつみ)
生年月日:1952年5月14日
出身地:東京都渋谷区
最終学歴:東洋大学中退
所属:落語芸術協会
桂宮治さんの師匠である三代目桂伸治さんは、1974年4月に二代目桂伸治に入門しました。前座名は初代桂平治で初高座。
1979年4月に二ツ目昇進、1989年4月に真打昇進し、三代目桂伸治を襲名しています。
桂歌丸との関係は?
”桂”と言う亭号を聞いたら桂歌丸さんを思い浮かべる方も多いかと思いますが、桂歌丸さんと桂宮治さんはどのような関係にあたるのでしょうか?
こちらのツイートに2人の関係を記す系図が載っていたので紹介します。
2代目桂小文治の系図
大阪から東京に移り、落語芸術協会の前身である日本芸術協会で一大勢力を成した2代目小文治の一門を系図にしました。現最高齢落語家の桂米丸、会長の桂歌丸、小南を襲名する小南治などがおり、また他の一門から多くの落語家を受け入れるなど面倒見がよいことでも知られました。 pic.twitter.com/iYJYmgRk6G— ごくらくらくご (@gokurakurakugo) August 1, 2017
少し分かりにくいと思うので、赤丸で印をつけるとこちらになります。
系図を見る限りではかなり遠いですね。
桂歌丸さんと桂宮治さんの関係性ですが、同じ2代目桂小文治一門ではあるものの弟子が異なります。
桂歌丸さんの系図
5代目古今亭今輔ー4代目桂米丸ー桂歌丸
桂宮治さんの系図
10代目桂文治ー3代目桂伸治ー桂宮治
家系図で言うところの、血のつながりはあるが遠い親戚といったところでしょうか!?
つまり、桂歌丸さんと桂宮治さんは直接的な師弟関係ではないということが分かります。
まとめ
今回は、2022年1月より新笑点メンバーに抜擢された落語家の桂宮治さんについて紹介しました。
- 桂宮治さんは東京都品川区出身で落語芸術協会所属の落語家
- 一般企業に就職するものの、落語の面白さに感銘を受け落語家に転身
- 桂宮治さんの師匠は3代目桂伸治さん
- 桂歌丸さんとの関係性は、2代目桂小文治一門で師匠弟子の繋がりは無い
笑点の出演者もかなりご高齢になってきているので、桂宮治さんのような中堅の方が加入したことはとてもいいことなのではないかと思います。
桂宮治さんが加入した笑点が、どのように展開するのか非常に楽しみですね!?
最後までお読みいただきありがとうございました。