【いつ恋】第３話あらすじ＆ネタバレ｜練と木穂子の恋の行方は！？

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は2016年1月にフジテレビの月９で放送されたドラマです。

主人公の音（有村架純）と練（高良健吾）の二人を中心としながら、彼らを取り巻く四人の男女の想いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく群像ラブストーリーで、坂元裕二によるオリジナル脚本作品です。

そんな『いつ恋』第3話のあらすじや視聴率などを紹介します！

ドラマ「いつ恋」第3話のあらすじ
ドラマ「いつ恋」第3話の視聴率
ドラマ「いつ恋」第3話の出演者・キャスト

本文はネタバレも含みますので、ネタバレ結末などを知りたくない方はご注意下さい！

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう１ / 坂元裕二(著) 河出書房新社

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『いつ恋』第３話あらすじ

ドラマ『いつ恋』第3話のあらすじを紹介します。
こちらは第3話のネタバレを含みます！！

第3話「突然のキス…一番幸せな日」

音（有村架純）は練（高良健吾）と再会を果たす。音は、練から携帯電話の番号を教えてもらっていた。

木穂子（高畑充希）は、練のために調理器具や食器、部屋のカーテンなどを買いそろえる。練の部屋を訪れた木穂子は、勤務している広告代理店で自分の企画が通ったと報告する。練は、それを聞いて喜んだ。

ある日、音は、勤めている介護施設『春寿の杜』で再び朝陽（西島隆弘）と顔を合わせる。朝陽は、本社から派遣されてこの春寿の杜で働くことになったのだという。

夜勤を終え、静恵（八千草薫）の家に立ち寄ろうとした音は、木穂子と一緒にいる練に出会う。練は、「付き合っている人です」と言って木穂子を音に紹介した。音と別れた後、練は、「俺だけを見てくれないかな」といって木穂子に交際を申し込む。木穂子は、気持ちは嬉しい、と応えるがどこか複雑な心情…。

一方、小夏（森川葵）は、晴太（坂口健太郎）に連れられて、ヘアサロンやセレクトショップを訪れる。その際、小夏は、晴太から“儲かるバイト”を紹介してもらう。儲かるバイトとは社長とカラオケをするだけでお金が貰えるバイトだった。

そんななか、練は木穂子にメールをして食事に誘う。金券ショップでプラネタリウムのチケットを2枚買い、木穂子を待つ練。しかし、彼女は現れなかった。諦めてバスに乗った練は、そこで仕事帰りの音と一緒になる。

バスを降り別れようとするも、ようやく会えた練に彼女がいることを知ってしまった音は、どこか寂しげな表情だった。

ある日、音の勤務している介護施設『春寿の杜』に朝陽の父親であり、『春寿の杜』を運営する会社の会長である井吹征次郎（小日向文世）がテレビ取材のために訪れる。そこには、会長の本妻の息子である和馬（福士誠治）も同席していた。和馬は次期社長になる予定の人物で、会長の愛人の息子である朝陽を見下していた。

練は木穂子が約束を破って以来、仕事中も毎日木穂子からの連絡を待っていたが、連絡は来なかった。練の彼女である木穂子は、以前配達先で訪れた際に自殺未遂をしていた女性だったことが佐引によって判明する。練はその際、木穂子を助け病院に連れて行った結果仲良くなったのであった。

依然として木穂子と連絡のつかない練であったが、仕事帰りに再び音とバスに同乗する。音が両手いっぱいに持っていた荷物が介護施設『春寿の杜』のふれあいパーティーで子供達に渡す予定だったプレゼントだったことを知る。音は中止になったため捨てるよう言われたのだが、捨てるのはもったいないと思い保育園を周り届けようとしていた。

それを聞いた練は、会社のトラックを借り届けて回ることになった。

最後のプレゼントを運ぶために練がカーナビを入れていたその目に前には、別の男性と一緒に歩きタクシーに乗り込む木穂子の姿があった。カーナビを入れ終え、顔をあげる練に、音はとっさに観覧車を指差し練の注意を引き、その光景を見せずに済んだ。

何も知らない練は、「じゃあ、これ運び終わったら乗りに行きましょうか」と提案するも、その光景を目にした音は練に誘われて嬉しい反面、どこか複雑な気持ちだった。

いざ観覧車に乗ろうとした2人だったが、あいにく着いた時には営業時間が終了しており、観覧車に乗ることが出来なかった。残念に思い、駐車場に止めたトラックに乗り込もうとした時、練のポケットから木穂子と行く予定だったプラネタリウムのチケットが落ちる。そのチケットが風に流され拾おうと追いかけた先の建物で、2人はピアノの音がこぼれているのを耳にする。

近くの物置に腰を下ろし鑑賞する2人には、お互いにコンサートに行った経験がないことや、アルプス一万尺が完璧に踊れること、東京での生活に疲れていることに共感しあう。音が昼間に、郵便ポストのそばに咲いていた花の写真を携帯電話で撮ったことを伝え練に見せると、練も音に見せようと思って地面に咲く花の写真を撮っていた。

コンサートも終わり、静恵の家の近くまで戻りトラックを降りようとする際に、音は風に飛ばされて拾ったプラネタリウムのチケットを練に返す。音は練に彼女とちゃんと行くよう話すも、練は連絡のつかない木穂子のことを「彼女というのかな？」と言う。そんな練に音は、「彼女でしょ？好きな人なんでしょ？」と言うも、練は「優しい人です、仕事頑張ってて、尊敬できて」と話す。

そんな練の発言に音は、「好きってそう言うものちゃうよ、説明するんは好きって言うんとちゃうよ」と練の考えに悲しく思い、ガッカリする。

音は、怒ってトラックを降り歩き出すも引き返し、練のいる運転席のドアを開けキスをする。

驚いた表情を見せる練に音は「好きやからに決まってるやん、引っ越し屋さんのこと、好きやからに決まってるやん」と伝え、その場を後にする。

思い考えながら帰路に着く練であったが、後ろからいきなり小夏が現れ、練に抱きつく。小夏は酔い潰れ、どこか浮かれている様子だった。聞くと街角でファッション誌に声をかけられ来月写真が掲載されるとのこと。小夏は2万円もするTシャツを身にまとい、それを高級バイトで得たお金で買ったことを知る。練は小夏に「劇団はどうした？」と聞くも、「お金にならないから意味ないし」と小夏は言う。そんな浮かれた小夏に「オメェそれで良いのが？」と伝えたところで春太が帰宅するも、練に1本の着信が入る。

その着信先は病院だった。木穂子が男性から突き飛ばされ頭を打ち病院に運ばれたのだった。

その病院で、練はメールが来ていたことを思いだす。それは木穂子からのメールだった。そのメールで木穂子が練に様々な嘘をついていたことを知る。木穂子は練にいい姿を見せようと背伸びをしていたのだった。木穂子は練の告白を真剣に考え、他に付き合っている彼に別れを告げた際に殴られ突き飛ばされたのだ。

ストレッチャーで運ばれてくる木穂子。頭には包帯が巻かれ、顔はアザだらけだった。練の姿をみて顔を両手で覆い「木穂ってわかると？」と言う木穂子に対し、練は「木穂ちゃん」としっかり名前を呼ぶ。その反応に木穂子は嬉しく思わず涙ぐむ。

練の家でお風呂に入っている晴太。そこへ、小夏が缶ビールを飲みながら入ってくる。練に言われた言葉に自暴自棄になった小夏をなだめる春太に、「あんたに何がわかるの？」と小夏は言う。それに対し「小夏ちゃんの好きな人、知ってるよ」と晴太。「好きになってくれる人を好きになれたらいいのに」という小夏に、「それは、この世で一番難しい問題だね」と答える晴太。

一方、静恵の家で、ゴミ出しのため新聞をくくる静恵と音。そこで音が目の前にあった1冊の週刊誌を何気なく開くと、ある記事が目に止まった。それは、医療ミスの訴訟レポートを書いた記事で、ライター名は井吹朝陽だった。

音が、新聞紙の束を持って庭に出ると、雪がちらついている。

「その夜、その年、最初の雪を見た、ひとりでみた」と空を見上げる音だった。

物語は4話へ続く