『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は2016年1月にフジテレビの月9で放送されたドラマです。
主人公の音(有村架純)と練(高良健吾)の二人を中心としながら、彼らを取り巻く四人の男女の想いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく群像ラブストーリーで、坂元裕二によるオリジナル脚本作品です。
こちらの記事では、ドラマ「いつ恋」第7話のあらすじや感想などを紹介します!
- ドラマ「いつ恋」第7話のあらすじ
- ドラマ「いつ恋」第7話の視聴率
- ドラマ「いつ恋」第7話の出演者(キャスト)
- ドラマ「いつ恋」第7話の感想・印象に残ったシーンの紹介
本文はネタバレも含みますので、ネタバレ結末などを知りたくない方はご注意下さい!
『いつ恋』第7話 あらすじ(ネタバレ)
『いつ恋』第7話のあらすじを紹介します。
こちらは『いつ恋』第7話のネタバレを含みます!!
第7話あらすじ『明かされる真実 彼に何が起きたのか』
音(有村架純)は、朝陽(西島隆弘)からプロポーズされる。しかし音は、朝陽が差し出した指輪を受け取ることができない。
朝陽は、そんな音に返事はいますぐでなくてもいいと告げる。
音は、帰ろうとしていた朝陽に、練(高良健吾)と会ったことを切り出す。
練には助けてもらったことがあるから力になってあげたい、という音の思いを朝陽は受け入れるが、どことなく複雑な表情に。
別の日、
音は、柿谷運送の佐引(高橋一生)に会いに行く。そこで音は、練の祖父・健二(田中泯)が他界したときのことを教えられる。
亡くなる直前の祖父・健二は人が変わっていたのだった。
苦労して農業一筋で生きてきた健二は怒りと憎しみだけの人になっていた。
練はそんな健二に最後は顔も忘れられ、毎日毎日きつく罵倒されたり当たり散らされていたのだった。
健二は、入院していた病院を抜け出し、駅で倒れていたところを発見されたのだという。
練のオフィスへと向かった音は、静恵(八千草薫)が会いたがっていることを彼に伝えた。続けて、愛犬のサスケのこと、佐引のこと、そして練の祖父・健二のことを話し出す音。
いら立ちを隠せない練は、祖父の遺品が入っている段ボールの中から汚れたパジャマを取り出し、会ったこともないのに勝手なことを言わないでほしい、と言ってゴミ箱に投げ捨ててしまった。
音は、そのパジャマを持ち帰り、汚れを丁寧に落とし、再び練に渡そうとしていた。
練は、小夏がデザイナーになるための学校の入学費用を負担していた。
小夏は5年前に練を追いかけて会津に行った際に、練が家から追い返して数日間一人っきりになってしまったことが原因で精神的に病んでしまっていたのだった。春太は、小夏がこのようなことになってしまった理由は練に逢いに行くよう言った自分に責任があると感じていた。
一方、
音に告白をした朝陽は、父親の井吹征二郎(小日向文世)からお見合いの話を持ちかけられていた。
しかし、結婚を考えている人がいると伝え、見合いの話を断った朝陽は、父親から一緒に食事に誘われる。
ある日、
練が事務所に戻ると、事務所の目の前で投石をしようとしている一人の若者がいた。
それは以前、練が漫画喫茶から連れてきた若者だった。
練はその若者の忘れ物である漫画本を返そうと事務所に取りに戻ると、もうそこに彼の姿はなかった。
あたりを探し回るも若者の姿は見当たらない。しかし、「浮草坂」の階段で発見する。
練が漫画本を手渡そうと近づくと、その若者は急に練の肩を突き、練は階段から転げ落ちてしまう。
心配そうに練に近寄る若者に、練は『大事なやつ』と漫画本を手渡し、『いいよもう早く行けよ、人来ちゃうから』と若者を逃がしてやったのだった。
顔や手に怪我を負った練が歩いて事務所に戻っている最中に、ふと引っ越し屋の作業を目にする。
新人が先輩に尻を蹴られている光景に、練は懐かしさを思い出し微笑む。
音が仕事から家に戻ると、朝陽が来ていた。
朝陽は先日、父親に食事に誘われたことを音に話す。
しかし浮かない顔をする音に対し、朝陽は『何がだめなのかな?』と不安に思う。
そして、先日音が練にあったことを報告したことに対して、思わず不満を口にしてしまうのであった。
後日、
練の事務所のチャイムが鳴ると、そこには祖父の遺品パジャマを持った音がいた。
黙ってドアを閉めようとする練だったが、音は閉まるドアを押さえ、パジャマを差し出す。
音はそのパジャマに入っていたレシートを読み上げていいかと練に聞き、読み上げることに。
そこには祖父が亡くなる直前の生活の一面が垣間見れた。
祖父が畑のことや何もかも忘れていたと思っていた練だが、そうではなかったことを音から気づかされたのであった。
翌朝、練は今の派遣の斡旋の仕事から足を洗う。
春太にそのことを告げると、春太も『分かった、俺もやめる』と。
ある日、バスの車内で顔を合わせる練と音。
練のその手には花の肥料が。練は久しぶりに静恵の家を訪れ、花の手入れをしたのであった。
久しぶりに花を見つめる2人。
嬉しそうに花を見つめる音の横顔を見て、練は微笑むのであった。
『いつ恋』第7話 視聴率
『いつ恋』第7話の平均視聴率は8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。
『いつ恋』第7話 出演者(キャスト)
杉原音………有村架純
曽田練………高良健吾
日向木穂子…高畑充希
井吹朝陽……西島隆弘
市村小夏……森川葵
中條晴太……坂口健太郎
神部正平……浦井健治
井吹和馬……福士誠治
船川玲美……永野芽郁
源大輔………我善導
西野美織……林田岬優
佐引穣次……高橋一生
曽田健二……田中泯
井吹征二郎…小日向文世
仙道静恵……八千草薫
安井順平
ほか
『いつ恋』第7話 感想(ネタバレ)
今回の第7話では、ようやく以前の優しい練の姿に戻り安心しました。
それでは『いつ恋』第7話の感想や印象に残ったシーンを紹介します。
こちらは『いつ恋』第7話のネタバレを含みます!!
朝陽が買ってきた新しい花瓶
以前、音の部屋に飾ったあった花がジュースの空き瓶に入ってあったのを見た朝陽は新しい花瓶を買って来ました。
『これで花も綺麗に見える』と自分の買って来た花瓶に満足する朝陽でしたが、床に置いた空き瓶を拾う音を見て、そして音が自分の今の生活に満足している話を聞き、最終的に元の空き瓶に花を移し替えます。
しかし、音は朝陽が帰った後、 ”朝陽が買って来た新しい花瓶” と ”元のからの空き瓶” の2つに半分ずつ花を入れるのですが、音の優しさが垣間見れる一面でした。
音ちゃんって一途で、素直で、周りが見れて、本当に素晴らしい女性ですよね!?
レシートを読み上げる音
音は練の祖父の遺品である汚れたパジャマを綺麗にするために自宅に持ち帰りましたが、そこでポケットに入っていたレシートを発見します。
音はそのレシートを読んで、練の祖父の最期の生活の一面を想像してこう語ります。
本当のところは分かんないですけど、おじいちゃん、怒ったり、憎んだり、そういうのばっかりじゃなかったんじゃないかなって。毎日ちゃんと生活してたんじゃないかなって。昨日は蒸しパンだったから、今日は栗の蒸しパンにしよう。さっきのアンパン美味しかったから、もう1回食べよう。そんな日もあったんじゃないかなって思います。畑のことも、忘れてなかったんだと思います。
単なるレシートでも、ここまで他人の生活を想像でき、結果、練にも祖父の思いを気づかせることが出来た音の行動には本当に涙です。
いつもの優しい姿の練
音に再び再会したことで、練は少しずつ昔の自分を取り戻します。
その結果、5年経ってようやく元の優しい姿に戻ることができました。
スーツ姿でビシッとした練もかっこいいですが、やっぱり笑顔の練の方が似合いますね!
そして、練には音が必要なんだなと改めて思った回でもありました!!
静恵さんの優しい言葉
東北震災を経験した練が、無事でいたことに静恵は『よく頑張ったわね』と話すも練は頑なに顔を横にふります。
その光景に静恵は練にこう話しました。
生きてる自分を責めちゃダメよ。音ちゃんを見てると、音ちゃんのお母さんはどんな人だったか分かる。練を見てると、練のおじいちゃんはどんな人だったか分かる。私たち、死んだ人ともこれから生まれてくる人とも一緒に生きて行くのね。精一杯生きなさい。
とても重く深い言葉でした。
いつもはニコニコしている静恵おばあちゃんですが、この言葉のおかげで練が祖父に対して感じていた肩の荷も降りたのではないかと思います。
主演:有村架純・高良健吾
脚本:坂元裕二
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は第1話から最終話までFODプレミアムで視聴可能です。
※新規登録なら2週間無料!
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『いつ恋』第7話のまとめ
前回の『いつ恋』第6話では5年ぶりに再会した音と練でしたが、5年という長い歳月でお互いの生活環境が一新していました。
練は引っ越し屋を辞め、派遣を低賃金で斡旋するという怪しい仕事を行っていたり、音は朝陽に告白されたりと...。
今回の『いつ恋』第7話ではそんな変わった練の姿が、音の言動で以前の優しい練の姿に戻り一安心しました。
しかし、練と音の恋の行方は平行線のままというか、若干離れていってる感じがします。
今後の展開も非常に注目ですね!!
今回の記事では、
- ドラマ「いつ恋」第7話のあらすじ(ネタバレ)
- ドラマ「いつ恋」第7話の感想・印象に残ったシーンの紹介
を紹介しました。
その他にも『いつ恋』のあらすじ(ネタバレ)や感想の記事も多数書いていますので、気になった方は是非ご覧ください♪
『いつ恋』のあらすじ(ネタバレ)や感想の記事はこちら
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