2022年5月放送のNHK土曜ドラマ「17歳の帝国」。
NHKの公式ホームページで放送情報とともにビジュアルが解禁されましたが、タイトルに映るバックの3本の塔(柱)はどこなのか気になります。
今回は「17歳の帝国」のタイトルバックに映るロケ地について詳しく紹介します。
タイトルバックの3本の塔(柱)はどこ?
こちらが放送発表とともに解禁されたビジュアルで、離島のような土地に3本の大きな塔(柱)が映ったとてもインパクトのある場所です。
果たしてこの場所はCGなのか?実際にある場所なのか?
「17歳の帝国」のタイトルバックに映る3本の塔(柱)は、
長崎県佐世保市に実在する針尾送信所(針尾無線塔)という場所です。
実際に存在する場所だったのですね!
ドラマのコンセプトである、”202X年に衰退しかけた地方都市をAIを駆使し生まれ変わらせた実験都市”というイメージにぴったりだと思いませんか??
針尾送信所(旧佐世保無線電信所)は平成25年3月6日に国重要文化財に指定されており、現在は観光スポットとして見学が可能な場所になっています。
ぜひ1度訪れてみたいですね!
塔の歴史や目的は?
針尾送信所(旧佐世保無線電信所)という名所を初めて聞いた方も多いとは思いますが、果たしてこの塔はいつ、何の目的で建てられたのか気になりますよね?
針尾送信所の歴史はこちらになります。
1981年(大正7年)11月着工
1922年(大正11年)完成
※1号は4/30、2号は5/30、3号は7/31に完成
1997年(平成9年)役目を終える
針尾送信所(旧佐世保無線電信所)は日本海軍の通信手段のために製造された巨大な3本の鉄筋コンクリート製の電波塔です。
日本は日露戦争後に無線通信の必要性・重要性を感じ、千葉(船橋)、台湾(高雄)、長崎(佐世保)の3か所に無線局を置くことを決めたのですが、そのうちの1か所が今回のドラマのタイトルビジュアルにもなった針尾送信所です。
ちなみに、
1号塔、2号塔は高さ135m、3号塔は高さ137m
各基部の直径は約12m
とかなり大きく1954年までは日本一の高さを誇った自立式電波塔です。
3塔の総工費は大正時代当時の貨幣で約150万円!
現在の紙幣価値に換算すると50~60億円とも言われています!
塔の場所や住所は?
針尾送信所(針尾無線塔)の場所や住所など紹介します。
〒859-3452
長崎県佐世保市針尾中町382
営業時間:9:00~12:00/13:00~16:00
休日:年末年始
入場料:無料
このように、針尾送信所は現在は観光スポットとして、どなたでも無料で見学することが可能です。
アクセスは、
【車の場合】西九州自動車道大塔ICから約20分。
【バスの場合】佐世保駅前から「西海橋コラソンホテル」行、
または「西海橋西口」行で約50分、「高畑」で下車後、徒歩約30分。
となっております。
ドラマタイトルはどの場所から撮影された?
ドラマタイトルの写真では3本全ての送信所(無線塔)が写っていますが、どこから撮影されたのか気になりますよね?
恐らくですが、長崎県西海市西彼町伊ノ浦郷452のあたりから撮影されたのではないかと思います。
地図で見てみるとこの辺りになります。
この住所からの景色を見てみるとこちらになります。
ドラマタイトルと似たような構図ですよね!?
もしロケ地巡りに行く際に参考にしていただければと思います。
RPGゲームでボスがいるような場所でとても雰囲気がありますね!
Twitterで投稿されている、他の場所から撮影された写真もあわせて紹介します。
源ちゃんのドラマ「17歳の帝国」のビジュアルに登場する針尾無線塔(針尾送信所)
飛行機から見えたよ写真の中央左側の3本の塔です pic.twitter.com/sAgsUnwS59
— カフェオレ@11/27.28屋形船オフ会【満員御礼】 (@404_401_073) January 21, 2022
17歳の帝国のタイトルバックの写真は佐世保の針尾送信所。先日ね撮影があるので一足先に送信所見学してきたよ。会えた訳じゃないけど、同じところに源さんが立つって思ったらね感慨深いって…ただのキモい人けど源クラさんならわかってくれるよね?#星野源 #17歳の帝国 #針尾送信所 pic.twitter.com/zDbPrE3WUp
— キノウ ノ コエ (@LXZlHB8UJQZCy0o) January 15, 2022
飛行機の上から見える針尾送信所も雰囲気あってかっこいいですね!
以上が、ドラマ「17才の帝国」のタイトルバックで撮影された3本の謎の塔・針尾送信所の紹介でした。
まとめ
今回は、吉田玲子さん脚本で若手注目の神尾楓珠さん、山田杏奈さん、そして星野源さんが出演するNHK土曜ドラマ「17才の帝国」のタイトルバックの3本の塔について紹介しました。
- 17才の帝国のタイトルの撮影場所は長崎県佐世保市にある針尾送信所
- 大正時代に日本海軍の通信手段の為に製造された
- 平成25年3月6日に国重要文化財に指定された
- 現在は稼働しておらず、観光スポットとして営業中
その他にも「17才の帝国」に関する記事も掲載していますので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。